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◎2014.04.27

成年後見人の仕事

成年後見人の仕事には、大きく分けて2つあります。

1、身上監護 と 2、財産管理です。

 

1、身上監護

介護サービス契約や診療契約、入院入所契約、介護保険の要介護認定申請など、本人の生活と健康を維持しながら質の高い生活が実現でできるように、本人に代わって必要な契約を行います。成年後見人自身が、実際に食事の世話をしたり介護サービスを本人に対して行うものではありません。

 

2、財産管理

本人に代わって、財産の管理(たとえば、預貯金の出し入れ)をしたり不動産の売却などの契約を結びます。本人の利益のために、本人の利益を守り、その財産を適切かつ厳格に管理する義務があります。成年後見人が本人の財産を私用した場合、成年後見人を解任されるほか、損害賠償請求を受けたり、業務上横領などの罪に問われることがあります。

したがって、たとえ親族であっても、成年後見人はあくまでも「他人の財産を預かって管理している」という自覚が重要となります。

 

 

このほかに成年後見人には、就任後1か月以内に行わないといけない仕事があります。

家庭裁判所へ財産目録と今後の収支計画書を作成し提出します。

 

成年後見の申立の際に本人の財産について目録を作成し家庭裁判所へ提出していますが、それ以外の財産、たとえば本人が忘れていいる銀行口座などがある場合もあります。申立時に申立人が銀行で本人の財産を調査しようとしても、申立を行う段階ではたとえ親族であっても銀行口座の調査は認められないでしょう。成年後見人には本人の財産調査を行う権限がありますので、成年後見人に就任してから、証明書を提示して銀行で本人の口座などを調査を行います。今後、成年後見人が管理する本人の財産を1か月以内にしっかりと把握して、財産目録として家庭裁判所へ提出します。

また、本人にとってふさわしい暮らしの方や支援の仕方を後見人がしっかりと考え、把握できた財産の今後の管理の方法、介護や入院などこれからどのような契約をおこなっていくかを計画します。

とくにお金の使い道は念入りに計画を立てる必要があります。本人にとって不利益にならないよう収支予定を立て家庭裁判所へ提出します。

この最初の成年後見人としての仕事は、就任後1か月以内ですので、期限を遅延しないよう気をつけましょう。

 

国本司法書士事務所では、成年後見人の財産目録や収支計画書などの作成をお手伝いしています。

どのように作成したらいいのか、今後どうやって財産管理を行っていけばいいのかのアドバイスも行っておりますので、

いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

まずは、本人の財産の状況を明らかにして、家庭裁判所へ報告書を提出します。

 


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